2012年 4月 3日
今回は、いわゆる人文系(文学・言語学など)の学部への編入学試験や、大学院入試の傾向について、わたし自身の体験もふまえながら書いてみようと思います。大学入試と違って、編入学試験や大学院入試は情報が少ないですので、うまく情報収集することが大切です。今後受験を考えているみなさんは、この記事をきっかけにして、自分でもWebなどで調べてみることをお勧めします。
多くの人文系の編入学試験・大学院入試の筆記試験では、大きく分けて2つの科目が出題されています。ひとつが外国語、もうひとつが専門科目です。多くの場合、これに加えて面接試験も実施されます。
筆記試験のなかでいちばん準備に時間がかかるのが、外国語です。あくまで入試要項は大学ごとに異なりますが、編入学では1つの外国語のみ(たとえば英語だけ)が課されるパターンが多いです。一方で、大学院入試では、2つの外国語(たとえば英語とフランス語など)を出題している大学もあります。多くの人が中学校や高校から勉強を始めている英語であれば比較的負担も少ないでしょうが、2種類の外国語が必要な場合は、しっかりと時間をとって、腰を据えてじっくり勉強する必要があります。
人文学の世界で知識を得たり考えを表現したりするには、盤石な語学力が必須です。そのために、受験生の負担が大きくても、複数の外国語を課す大学があるわけです。したがって、試験対策として外国語を勉強するときに、「入学試験に通りさえすればいいや」という考えでいい加減に取りくんでしまうのは、少しもったいないような気もします。編入後や入学後の学習や研究の前哨戦として、自分の武器を磨くつもりで勉強できるのが理想です。外国語の試験についてのくわしい傾向や対策は、今週土曜日のガイダンスにてお話しする予定です。
外国語も力を入れて勉強しておく必要がありますが、専門科目もあなどれません。専門科目は、入学先の学部やコースで勉強することの基礎知識が問われます。形式としては、大学入試の理科や社会のように、問いに対して記号や語句で答えるものもあれば、「○○について知るところを論じなさい」というものや、「○○という現象に対して自分なりに分析し説明しなさい」といった、これまでの受験勉強ではあまり目にしたことのないタイプの問題もあります。
しかし、形式こそ違えど、編入学試験や大学院入試で合格を手にするためには、やはり知識を確実に身につけることが必要です。具体的には、「複数の種類の入門書を手に入れて、それらを比べながら読み進める」という方法をおすすめします。人文系の学問では、研究者の立場によって、基礎的な部分でも方法論が異なる場合が多々あります。そのため、同じテーマについて書かれている部分でも、書籍によって力点の置きかたがかなり違う場合もあります。それらを比べることによって、ひとつの現象を多面的にとらえたり、アプローチが違ったとしても共通して重要なポイントをつかんだりでき、その分野の深い理解を得ることができると思います。
堀口先生
2012年 3月 17日
新年度の準備はしていますか?
少しずつ暖かい日が増え、
卒業していく生徒や入学に向けて準備をしている生徒の姿に、
いよいよ春の訪れを感じている今日この頃です。
中央ゼミナールにも新年度に向けて
進路相談や入学相談にたくさんの方が来られます。
編入や大学院入試を考えているけれど、
いつ頃から勉強を始めればいいのかわからない・・・。
周りに編入を考えている人がいない・・・。
どうやって情報収集すれば良いのかわからない・・・。
1人で悩んでいる人はいませんか?
そんな方には良いお知らせ。
4月7日(土)午後1時から
「編入学受験ガイダンス」を行います。詳細はコチラ。
決断するなら今!未来はきっと変えられます!!
1人ででも、友達を誘って参加でも、構いません。
参加希望の方はぜひ気軽にお電話下さい。
中央ゼミナール TEL:0120-5755-69
2012年 3月 16日
春が来た…と思う瞬間ってどんな時ですか?
京都では1年を通して様々なイベントやお祭りがあり、
季節の植物とあわせて四季を楽しむことができます。
今の季節はちょうど東山で花灯路が開催中。
ということで、先日行ってきました。
昨年は震災直後で開催中止となったため、2年ぶりに行われました。
10周年のため今年は特別なイベントもあり、その1つがこれ
「国宝 知恩院三門の『プロジェクションマッピング』によるライトアップ」です。
何色にもライトアップされる国宝は、昼間とは全く別の顔を見せ、
訪れた人は寒さも忘れて幻想的な雰囲気を味わっていました。
3月11日が特別な日として記憶に刻まれた去年から、1年が経ちました。
もう1年・・・まだ1年・・・。感じ方は人それぞれです。
すぐに何もかもが元に戻るということはないですし、まだまだ問題も山積みですが
一歩ずつ進んでいく未来に向けて、何かしら関わっていける人になりたいと思いました。
さて、卒業するみなさん、卒業おめでとうございます!
春から新たな環境で、新たな目標に向かって頑張りましょう!
中央ゼミナールでも随時生徒を募集しています。
進路相談・入学相談も行っていますので、気軽にご連絡下さい。
TEL:0120-5755-69
2012年 3月 9日
新年度の「編入学募集要項」が少しづつ公開・配布されていきました。
また、平成25年度から入試科目や編入年次など変更についても公表されてきています。
中央ゼミナールでは、編入学の日程などの詳細や新年度の変更点をホームページに随時公開しています。
編入学日程・科目の詳細はこちらから
新年度の変更事項はこちらから
なお、編入学日程などが発表されていない大学は
平成24年度の内容も記載していますので参考用に検索も可能です。
カレンダー形式で検索もできるので、試験日の確認も簡単です。
編入学試験の要項は、遅くとも出願期間の2ヶ月~3ヶ月程度前には発表されますので、気になる大学のホームページは適宜チェックしておくようにしましょう。
2012年 2月 14日
大学院受験の英語の問題は、長文読解がほとんどです。学部編入試験もこれに準じます。そして、長文読解では、第一に構文を正確に取ることが求められます。普段の学習で、難解な構文に時間をかけて取り組み、これを把握できることはすばらしいことであり、喜ばしい進歩です。しかし、さまざまな種類の構文が一通り理解できたとしても、それだけでは十分ではありません。もうひとつ越えなければ段階があります。試験は限られた時間で行われるものです。皆さんは構文を見抜く力をできるだけ鍛えておくことが必要になってきます。そのためには学習した文章の復習が大切なのですが、この復習で一番重要なことは、一度つかんだ構文を意識して復習することです。現在分詞と動名詞の区別、現在分詞や過去分詞が後ろから名詞にかかっていること、分詞構文、形式主語、強調構文、同格関係、関係代名詞のすぐ横にはない先行詞など、確認しながら復習することです。これは単語や熟語を覚える学習とは質的に異なる学習です。覚えるのはなく意識する学習です。繰り返し繰り返し頭の中で整理する学習です。そうした日々の中で、多様な文法と構文が皆さんの意識と一体となり、英語を読むことが容易に、もしかしたら、楽しくなる人もいるかもしれません。それは日本語を読むときのように自然な読解ができているからなのでしょう。
中沢先生