同志社大学 編入学 傾向と対策

投稿者: | 2016 年 10 月 26 日

同志社大学 政策学部 2・3年次 編入学 英語傾向と対策

 

同志社大学の編入学試験では「2年次」と「3年次」の試験問題は共通である。

 

■全体の傾向■

・長文2問で大問ⅠとⅡからなる。

・大問Ⅰ、Ⅱともに長文読解問題であり、英文のレベルはさほど高くない。60分という試験時間を考えると分量も標準的であり、万全な対策をすれば得点源となり得る。ただ政策学部という性格を反映し、とりわけ経済・経営系や社会学系の文章が多い傾向にある。したがって、そのような分野の専門英語の知識が求められる。

 

■出題傾向■

・年によって多少の変化はあるものの、下線部和訳と下線部説明問題が中心である。150~200字程度という文字数指定があることが多いが、指定のない問題もあり、記載されている配点に応じて解答の分量を判断したら良いだろう。

・長文の内容に関連させる形で、政治学や法学、経済学、社会学等の知識を問う問題が出されている年もある。論文問題と併せて、政策学に関した学問分野の幅広い学習が必要である。

・論文のほか、近年はJapan Timesなどの新聞・雑誌記事からの出典も目立つ。

 

■対策■

出題範囲は広範囲に及ぶが、専門性は決して高くない。ゆえに出来るだけ多くの過去問に触れるほか、日頃からJapan TimesやNew York Timesなどに目を通して読み慣れておくことを勧める。併せて、政治経済に関するニュースを毎日チェックするなどして、時事問題に精通しておくことも有益だろう。

出題形式は違っても、基本的に問われているのは和訳の力である。よって学習を進める過程では、実際に問題解答に入る前に全文和訳を作成してみよう。未知の単語が明確になるだけでなく、和訳に慣れることで解答作成スピードがぐっと上がるだろう。

 

坂本先生