傾向と対策

■国際基督教大学 編入試験

英語

■傾向

国際基督教大学の場合、編入試験の合否判定は一般入学試験受験者と区別なく行われ、合格した場合、入学時の身分が「転編入本科学生」となるところに特徴があります。編入学の受験者も一般の受験者も同じ試験を受けるわけです。したがって、編入の過去問や対策は一般入試のものとほぼ同一のものとなります。まず赤本等で一般入試の過去問を入手し、一般入試と同じ対策を立てることが必要です。

英語に関して言えば、リスニングと読解とがそれぞれ出題されます。記述式の問題はなく、全てマーク式ですが、試験時間に対して問題数が多い試験となっています。リスニングでも読解でも、単なる内容把握にとどまらず、内容から推測できることを答える応用的な問題も出題されています。全体的にハイレヴェルな出題となっています。 リスニングでは会話文に加えて講義という形式での出題もされており、かなりのリスニング力が必要です。さらに、設問も英語で書かれており、リスニングをしながら大量の英文を素早く読んで設問を理解することが求められています。

読解に関しては、PARTⅠとPARTⅡとに分かれています。英文と設問の数が多いため、かなりの速読力が要求されます。PARTⅠでは人文科学、社会科学、自然科学など多岐にわたるテーマのアカデミックな文章が出題されており、広範囲に及ぶ前提知識と語彙が要求されます。PARTⅡでも同じようにアカデミックな文章が出題されますが、空所補充がメインであり、文脈、派生語、文法や語法の知識などが幅広く問われます。

■対策

リスニングに関しては普段から日常的に英語を聞いて耳を鍛えておくことが必要です。幸い、今の日本ではインターネットを使えば英語圏のニュースの報道を視聴したりすることが容易にできます。この恵まれた環境を最大限に利用し、リスニング力を鍛えるようにしましょう。

読解に関しては、アカデミックな文章の速読力が要求されるので、過去問やTOEFLといったアカデミックな文章を出題する問題を解き、アカデミックな文章の語彙や読み方に慣れておきましょう。標準的な語彙は早めにおさえ、さらに上級の単語帳を使って語彙力アップに努めましょう。また、PARTⅡの空所補充の問題に関しては、文法問題の標準的な問題集を一冊完璧にこなしておくと良いでしょう。

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