基礎知識
大学入学の方法は一般入試だけではありません
近年、少子化の影響から大学入学人口が減少しており、大学制度の改革が推進されてきています。
大学側は入試制度を多様化し、人員獲得に乗り出しています。
そういった背景の中で、最近注目されているのが大学編入学制度です。
一般入試が高校生などを対象にしているのに対して、大学編入学試験は大学生や短期大学生、高等専門学校生、専門学校生、社会人などを対象としています。
では、大学編入学試験とはどのような制度なのか、またどのような人が受験でき、何の試験が課されるのか。
ここでは編入学について詳しく述べていきたいと思います。
編入学スケジュール
■1年前~10ヶ月前
- 編入学について情報などを集め、具体的に考え始める
- 大学の単位取得計画を立てておく
- 受験予定大学の大学案内を取りよせたり、実際に足を運んだりして調べておく
- 志望校を決定し、試験日程・科目・内容を確認する
- 編入学の勉強に取りかかる
■6ヶ月前
- 第一志望校をかため、併願校を決める
- 過去問題を取りよせ、入試傾向をつかむ
- 志望する大学で、興味を持っている教授の著書を読む
- 勉強については中だるみしやすい時期なので気をつけること
■3ヶ月前
- 併願校を確定する
- 願書を取りよせる
- 苦手分野を克服しておく
- 基礎を終え、応用に取りかかる
- 実力判定のために模試を受ける
■1ヶ月前
- 志望動機をかためておく
- 志望理由書を書き添削を受ける
- 願書を提出する
- 応用を終え、過去問題演習を重ねていく
- 面接・口述試験対策をする(模擬面接を受ける)
- 遠方の大学を受ける場合は宿泊先を確保する(試験日程にもよる)
- ラストスパート!
■1週間前
- 受験票が届いていることを確認
- 試験会場までのルートを調べる
- 健康管理に気をつける
- 試験勉強を終える
■試験前日
- 明日の持ち物(腕時計、筆記用具、受験票)を準備する
- 早めに寝る
■当日
- 緊張せずに、今まで勉強し続けた実力が発揮できるように頑張る