編入学受験体験記

■同志社大学 商学部 → 京都大学 経済学部編入合格

 私は大学受験時に早稲田大学商学部を第一志望として勉強していましたが、不合格に終わり、結局、同志社大学商学部に進学することになりました。私の通っていた高校は進学校であったこともあり、仲の良い友達は東大や一橋、早慶に進学しました。高校時代あまり勉学に励んでいなかった自分は、それは当然の結果だと認めてはいましたが、第一志望に受からず、かつ友人たちと離れなければならないということは悔しく、そして寂しい思いでした。

入学後、私は受験時に味わった悔しさをバネに、TOEIC 765点、簿記2級をすぐに取得し、また大学での講義にも真剣に取り組み、成績では上位を維持しました。このような学生生活を送る中で、学問への興味が心の中に次第に湧き上がってきました。そこで、自分の関心のある学問である経営学と経済学を、さらに深く学べる方法はないのかとネットを使い調べました。すると、編入学試験という制度のあることを知りました。さらに調べてみると、経済学・経営学の領域では、東京大学や一橋大学ではこの制度はないものの、京都大学、大阪大学、神戸大学など多くの国公立・私立大学には編入学制度のあることがわかりました。編入学試験にはまだ約1年間あり、チャレンジする決心をしました。

チャレンジを決心したものの、どうやって勉強して良いのかがわかりませんでした。きっと編入学試験のための予備校があるはずだと調べたところ、教室指導と個別指導の2タイプがありました。自分は物覚えが悪い方なので、集団指導だとついていけない恐れがありました。そこで個別指導で京都大学経済学部への編入実績のある中央ゼミナールが京都東山にあることを知り、入ることにしました。

中央ゼミナールでは、英語と専門科目である経済学を週に1回習うことにしました。英語では主にレベルに応じて、京都大学、大阪大学、神戸大学、同志社大学の過去問に取り組み、また必要に応じて英文和訳の指導を受けました。経済学では、初歩的なミクロ・マクロ経済学の学習から始まり、最終的には経済成長論などの高度な理論の学習を行いました。それらが一通り終わった後は、大学院入試ではバイブルとされる新世社の問題集を使った指導を受け、そして2年生の夏休みには京都大学、大阪大学、神戸大学の過去問の指導を受けました。日々の学習では、まず中央ゼミナールでの予習復習、そしてそれを補完する形で自分の弱点などは市販のテキストで勉強していました。午前は9時に大学に行き、講義の合間は図書館で勉強し、いつも閉館の午後9時まで勉強していました。ただ、日曜日だけは週の疲れが限界を迎えるので、専ら寝ていました。講師の方には勉強だけではなく、精神的にも支えていただき、苦しい受験生活を乗り切ることができました。個別指導を選択して本当に良かったと思っています。

 

「編入試験」は私に勉強のみならず多くのことを学ばせてくれたり、深く考えたりする機会となりました。「こんな自分でも頑張ればできるんだ」という自信がもっとも大きな収穫です。次は、海外の大学院を目指して頑張っていきたいと思います。過去は変えられないが、自分と未来は変えられます。未来を変えるために今があります。どうか皆さんも頑張ってください。

                

尾川 樹生

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