以下の要項と説明会日程は過年度のものです。新年度の情報が公開され次第更新します。
私立
関東地方 / 千葉県

川村学園女子大学大学院

人文科学研究科
心理学専攻 臨床心理学領域

臨床現場でも臨床の専門家として
 十分に機能しうる資質を修得

臨床心理士 公認心理師
第一種

入試時期

以下の情報は過年度のものです。
年3回(9月、12月、2月)

募集人数

以下の情報は過年度のものです。
8名

出願期間

以下の情報は過年度のものです。
1期:2023年9月1日(金)〜9月8日(金)
2期:2023年11月28日(火)〜12月11日(月)
3期:2024年2月1日(木)〜2月13日(火)

試験日

以下の情報は過年度のものです。
1期:2023年9月17日(日)
2期:2023年12月17日(日)
3期:2024年2月19日(月)

試験科目

英語または論述、専門科目、面接試験

提出書類

研究計画書、履歴書

社会人入試

■社会人入試 出願資格
・大学卒業後3年以上経た社会経験を有する必要がある。

■社会人入試 試験科目
・論述または英語
・専門科目
・面接

合格発表日

以下の情報は過年度のものです。
1期:2023年9月20日(水)
2期:2023年12月20日(水)
3期:2024年2月21日(水)

入試説明会

以下の情報は過年度のものです。
■入試相談会
【日時】
第1回:2023年7月23日(日) 10:30~12:00
第2回:2023年10月22日(日)  10:30~12:00
第3回:2024年1月29日(月) 13:30~15:00
◆心理学専攻のみ10月21日(土)・10月22日(日)の午後にオープンクラスを実施します。

【場所】
川村学園女子大学 我孫子キャンパス (JR常磐線 天王台駅下車 北口からバス約4分)

【内容】
◆説明会:専攻の概要について・2024年度入学試験について
◆相談会:説明会終了後、各専攻・各領域に分かれ、個別に相談を受けます。

※2024年度入学試験要項および過去問題集などご希望の方は、資料請求してください。

《特待生選抜について》
「特待生選抜」を大学院1期・2期・3期入試で実施します。
大学院の特待生選抜は、得点率が80%以上の方に授業料・施設費の半額(348,000円/年)を2年間免除する制度です。
それぞれの入試で、心理学専攻、教育学専攻、比較文化専攻(博士前期課程)の各専攻1名が対象です。

《シニア社会人学生制度について》
「シニア社会人学生制度」は、人文科学研究科に入学する者のうち、入学時満40歳以上の方を対象とした学費等を経済的に支援する制度です。
各専攻において、それぞれ若干名を募集します。

研究科の概要・特色

 心理学専攻は、文学部心理学科を基礎とし、その教育・研究(教育課程及び教員構成)の特色をも配慮して、臨床心理学領域、心理行動科学領域の2領域から構成される。
 これは学科の延長としてさらに高度の知識の修得を目指し、また独創性の豊かな研究を期待するものであり、広く社会における心理学関係の指導的役割を果たすことの可能な人材の育成を目標としている。また臨床心理学領域では、公認心理師および臨床心理士としての資質をはぐくむとともに、臨床現場でも充分に機能しうる人材の育成を目標としている。

 「臨床心理学領域」においては、心の健康障害(適応障害や精神障害)や高齢者問題等の本質の探究及びそのために必要な測定・診断・治療・予後等の理論や技能の修得及びその実践を中心に、公認心理師・臨床心理士としての資質をはぐくむ。臨床現場でも充分に機能しうる資質を修得できるよう意図している。

 「心理行動科学領域」においては、心理学をより専門的に学び、将来、心理学の専門的職業に就いたり、博士課程に進学することを目指している。知覚、記憶などの認知心理学分野と対人認知、文化などの社会心理学分野を中心に、各分野を専門とする教員から研究指導を受けながら、人間の知的機能や対人機能のメカニズムを科学的に探求することを意図している。

求める人材

1.心理学に関する基礎的知識を有し、科学的思考のできる人
2.具体的な現実認識のもとに、人間に対して、深く共感的理解のできる人
3.主体性を持ちつつ、様々な人々と協働研究・実践のできる人
4.心理臨床の実務体験を基礎とし、専門職・専門的研究に強い関心・意志を持つ人(臨床心理学領域)
5.人間の心的機能を科学的に分析し、そのメカニズムを探究する専門的研究に強い関心・意志を持つ人(心理行動科学領域)

担当教員

●佐藤 哲康 教授
【専門分野】青年期臨床心理学(学生相談)、認知行動療法、グループカウンセリング、アサーション・トレーニング
【研究テーマ】
大学生の人間関係や自己表現に関するアセスメントツールの開発、個別また集団を対象にしたアサーション・トレーニングの実践と消極的なコミュニケーションの変容

●簑下 成子 教授
 数百件の司法精神鑑定心理助手の経験から、犯罪心理学の研究を実施しています。芸術と臨床心理学を融合させ、その人らしさとは何かを臨床心理学的に追求しています。1,各種の芸術療法、なかでも即興を用いた作曲療法を実践しながら、ストレス緩和作用を調査しています。2.表情認知能力を測定する心理テストや、雑談力を測る心理テストを日本古来の芸術である能面や鳥獣戯画などを用いて開発しています。3.犯罪心理学(臨床心理学的アプローチ)の分野では、臨床力を養うために、精神鑑定心理助手の陪席や各種心理テスト解析(ロールシャッハテスト、MMPI、SCT、WAIS等)を通して、実施方法、解析技術、解釈や心理テストバッテリーの組み方、レポートの作成方法を学ぶ。また、心理テスト結果をフィードバックする手法も学んでいく。
 また調査研究や実験研究がどのように臨床の現場で役立っているかを体験させる。そのなかで医師、看護師、精神保健福祉士等の他業種のエキスパートとどのように連携していくのかを実践しながら学ばせる。

●田中 裕 教授
 「こころと身体」の関連という視点から人間の心を捉えることは、基礎的な心理学のみならず臨床心理学において必要不可欠である。本特別研究は、脳波・心電図・皮膚電気活動等の生体電気信号およびコルチゾルおよびα-アミラーゼ活性等の測定結果に基づいた修士論文作成に関する研究指導および助言を主とする。しかし、各個人のニーズに配慮しつつ、健康心理学的な視点(たとえば、日常の生活リズム等を基盤とした心と身体に関する研究やストレス研究)を持った修士論文作成にも対応する。

●今井 正司 教授
【専門分野】認知行動療法・特別支援教育・神経教育学・マインドフルネス
【研究テーマ】
認知行動療法の作用機序を注意制御とメタ認知の機能的観点から解明し、それらの知見をカウンセリングや教育支援において実践している。具体的には、新世代認知行動療法と称されるマインドフルネスに共通性をもった介入技法における治療機序の異同を明らかにし、抑うつ、不安、強迫、社交不安、月経関連症状、慢性疲労などにおける病理モデルを再構築している。また、それらの症状を緩和させる介入法とその評価法の開発にも力をいれている。教育分野においては、神経行動学と教育学とを融合した「神経行動教育学(neuro-behaviour education)」の領域開発を通して、幼児期から青年期にいたる学習プロセスへの実践的支援にこれらの知見を応用している。また、子どもたちの脳機能の発達という観点をふまえながら、マインドフルな子育てやマインドフルな教育について、保護者や教育・保育者を対象にした支援とその評価を行なっている。

●松岡 靖子 准教授
【専門分野】発達心理学、臨床心理学、スクールカウンセリング
【研究テーマ】
学校現場での子どもの発達支援、教職員とスクールカウンセラーの連携、常勤型スクールカウンセラーの活動の課題

所在地・連絡先

〒270-1138
我孫子市下ヶ戸1133

入学支援室TEL:04-7183-0114
WEB:https://www.kgwu.ac.jp/faculty/master/shinri/

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