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京都大学大学院

教育学研究科
教育学環専攻 心理臨床学講座

心理的問題の背景を考え、心理療法の技法を 発展させるための実証的・理論的な研究を行う

臨床心理士公認心理師
第一種

受験生へのアドバイス

2018年度入学入試より、入試時期が2月から9月に変更になりました。

入試時期

年1回(9月)

募集人数

研究科全体で37名

出願期間

2018年8月20日(月)~2018年8月23日(木)

試験日

第1次試験:2018年9月4日(火)
第2次試験:2018年9月18日(火)~20日(木)

試験科目

第1次試験
・外国語:英語、独語、仏語、中国語の中から1つを選択
・専門科目:臨床心理学
第2次試験
・提出論文を中心とした口頭試験

提出書類

・研究計画書
・研究経過報告書

社会人入試

【教育実践指導者要請プログラム】
 2年以上の在職経験あるいは社会的活動経験等を有する者で、さらに高度に専門的な教育実践指導力を養おうとする者を対象とするプログラムです。(修士課程のみ)

■出願資格
出願時点で2年以上の在職経験、社会的活動経験等を有し、研究者養成プログラムの出願資格を満たす者。

■募集人数
研究科全体で5名

合格発表日

第1次試験:2018年9月7日(金)
第2次試験:2018年9月26日(水)

応募状況

■過去の入試結果

【2017年度入試】
(修士)研究者養成コース
・志願者25名、受験者24名、合格者6名、入学者6名
(博士後期)臨床実践指導者養成コース
・志願者5名、受験者5名、合格者3名、入学者3名

【2016年度入試】
(修士)研究者養成コース
 ・志願者22名、受験者22名、合格者4名、入学者4名
(修士)第2種
 ・志願者なし
(博士後期)臨床実践指導者養成コース
 ・志願者15名、受験者15名、合格者5名、入学者4名

【2015年度入試】
(修士)研究者養成コース
 ・志願者38名、受験者38名、合格者15名、入学者13名
(修士)第2種
 ・志願者3名、受験者3名、合格者1名、入学者1名
(博士後期)臨床実践指導者養成コース
 ・志願者11名、受験者11名、合格者4名、入学者4名


入試説明会

■2018年実施 入試説明会

 学年、学部、学内外を問わず、進学を希望している方、興味のある方はぜひご参加下さい。事前申し込みは不要ですので、当日会場にお越しください。入場は無料です。
 当日のプログラム等、詳細は教育学研究科ホームページを参照してください。
http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/


○2018年6月16日(土) 14:00~15:00
・会場:京都大学 吉田キャンパス(法経済学部本館 法経第4教室)
・内容:

 入試ガイダンス
 個別相談


○2018年6月30日(土) 14:00~16:00
・会場:京都大学 吉田キャンパス(京都大学 東京オフィス 大会議室A・B)
・内容:

 オープンレクチャー
入試ガイダンス
 個別相談


※平成29年度実施の大学院入試(平成30年度学生募集)から、実施の時期や方法が変わりました。
※入試情報は、教育学研究科ホームページにおいても公開しますので、募集要項とあわせて必ず確認してください。

備考

キーワード
 ・ユング
 ・精神分析
 ・心理療法
 ・心理アセスメント
 ・箱庭療法

研究科の概要・特色

 複雑さを増す現代社会において、さまざまな問題や悩みをもつ人が増えてきて、人々が心理療法を求めることも多くなっている。本講座では、心理的な見立てや心理療法の技法を発展させるための実証的・理論的な研究を行っている。
また、附属臨床教育実践研究センター(連携教育学講座)と協力して教育研究活動を行っている。
さらに、本講座には、日本で初めて設置された臨床実践指導者養成コース(博士後期課程)がある。ここでは、臨床実践に関する実践指導法や事例検討の在り方、スーパーヴィジョンに関する実践と教育に取り組んでいる。そこから臨床実践体験に根ざした実証的・理論的な研究を行っている。

求める人材

本研究科は、教育と人間に関わる多様な事象を対象とした諸科学を考究することにより、理論と実践とを結びつけた心、人間、社会についての専門的に高度な識見並びに卓越した研究能力を養成し、さらに、広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を形成し、人間らしさを擁護し促進する態度を啓培することで、地球社会の調和ある共存に貢献できる高度な専門能力をもつ人材の育成を目的としています。

以上の目的を理解し、本研究科での学修を希望する者に対して、入学者選抜においては、以下の点を評価します。

教育学・心理学分野の研究に必要な学力を有していること
多面的・総合的な思考力と批判的判断力、専門的コミュニケーション能力を有していること
学んだ専門分野を活かして将来国内外の問題解決に貢献しようとする意欲と、多様な人びととコミュニケーションをとる能力を有していること

 より具体的には、課程別に下記のような入学試験を実施します。


【修士課程】
上記のポリシーを実現するため、本研究科修士課程では外国語や教育学・心理学関連の専門知識を評価する筆記試験、研究経過報告書及び研究計画書に基づく口頭試験を組み合わせた入学試験を実施します。また、2年以上の在職経験あるいは社会的活動経験等を有する社会人で幅広い知識と柔軟な視野、確かな実践的指導力を有する高い水準の教育関係専門家を目指す者を対象とした「教育実践指導者養成プログラム」においては、研究経過報告書に代えて経歴報告書の提出を求めるとともに、提出書類を丁寧に評価する入学試験を実施します。

担当教員

■心理臨床学講座

●桑原 知子 教授
 心理臨床学:心理療法と「もう一人の私」
博士論文のテーマは「人格の二面性について。」その後も「もう一人の私」をテーマとして研究を続けている(『もう一人の私』創元社)。また、学校現場におけるカウンセリング(『教室で活かすカウンセリング・アプローチ』日本評論社)や、家庭裁判所調査官との共同研究(『家裁調査官レポート』日本評論社)など、心理療法を広い視野から捕らえ、かつ、その本質を深く追究することを目的として、研究、実践を行っている。

●河合 俊雄 こころの未来研究センター教授
 心理臨床学:心理療法の哲学的・理論的検討およびユング心理学の深化
心理療法で前提となり、自明となっている概念や理論の批判的検討を行い、それを通じて心理療法を深める(『概念の心理療法』、日本評論社)。また心理療法自体を、歴史的、思想史コンテクストの中での位置づける。夢分析を主なテーマとしつつ、イメージを実体化せず、弁証法的で動きを持ったものとして捉えていきたい(『心理臨床の理論』、岩波書店)。

●立木 康介 人文科学研究所准教授
 心理臨床学:ラカン派精神分析
 精神分析にとって本質的な問いは、ラカンによれば、たったひとつに要約できる――意味と現実的なものはいかにつながりうるのか、と。現実界は象徴界の不可能であるというラカンの定義からすればひとつの逆説にも見えるこの「つながり」は、臨床においていかなる形で出会われるのだろうか。症状、幻想、欲動の水準で考えたい。

●高橋 靖恵 教授
 臨床実践指導学:心理臨床学・心理アセスメント・スーパーヴィジョン学・家族心理学
大学院博士後期課程・臨床実践指導者用養成コースを担当し、スーパーヴァイザー養成の在り方を検討するスーパーヴィジョン学の構築を志している
心理臨床学的立ち番から、青年期・成人期を中心として、クライエント及びその家族に対する心理療法に関する実践的研究を行ってきている。特に無意識の在りようやや治療関係とろいう視点から、面接家庭や投影法を中心とした心理アセスメントを通して、上記の理解を深めようとしている。

●田中 康裕 准教授
 心理臨床学:ユング心理学に基づく心理療法における治癒とその限界
神経症の心理療法が主なテーマ。神経症を単に修復すべき「対象」としてではなく、心理学それ自体を創り出すひとつの「主体」として捉える。また、それと並行するかたちで、個人心理療法の実践を通して、夢や箱庭、描画等のイメージを用いた心理療法の治癒要因、さらには、そこに必然的に内包される限界についても検討を深めてゆきたい。

●鈴木 優佳 特定助教
 心理臨床学:心理臨床実践の専門性、心理療法における関係性
心理療法で何が起こっているのか、心理臨床家の専門性とは何かについて、クライエントと心理臨床家の関係性や、心理臨床家の内的体験課程、メタ分析的に捉えられる心理療法のエッセンスなど、さまざまな視点から研究そ行っている。また、心の構造が変容しつつある、現代社会における心理臨床実践の意味や専門性についても関心があり、実践・研究を両立させるなかで探究している。

キーワード

  • ユング
  • 精神分析
  • 心理療法
  • 心理アセスメント
  • 箱庭療法

所在地・連絡先

〒606-8501
京都市左京区吉田本町

TEL:075-753-3003
FAX:075-753-3025
WEB:http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/

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