例年3題の大問から構成される。選択問題は稀で、ほぼ記述式問題である。解答の際、日本語ではなく、英語でしか記述を許されない場合があり、解答する言語に関して問題の条件文に注意を払う必要がある。
以下に過去3年間の出題内容をまとめた。ここからわかるように、出題は医学に直結する内容に偏っている。その範囲は分子生物学から、社会医学まで幅広い。また、NatureやCell、Scientific Americaという有名科学誌からの出典が多い点が特徴的である。
英語でしか解答できない問題に面食らうかもしれないが、本文中から適切な箇所を見つけ出し、問題に合う形に多少加工することで十分解答可能な場合が多い。
出典がNatureを始めとした有名科学誌に偏っていることから、普段からそれらを読み、知識を得るとともにその類の文章に慣れておくことが良い対策になるはずである。