傾向と対策

京都大学大学院 医学研究科 医科学専攻

■英語

■出題形式

例年3題の大問から構成される。選択問題は稀で、ほぼ記述式問題である。解答の際、日本語ではなく、英語でしか記述を許されない場合があり、解答する言語に関して問題の条件文に注意を払う必要がある。

■出題内容

以下に過去3年間の出題内容をまとめた。ここからわかるように、出題は医学に直結する内容に偏っている。その範囲は分子生物学から、社会医学まで幅広い。また、NatureやCell、Scientific Americaという有名科学誌からの出典が多い点が特徴的である。

H27

  1. C型肝炎ウイルス治療の現状 (Nature Medicine)
  2. 肥満と中毒の関係性 (Scientific American)
  3. ダウン症を引き起こす分子メカニズム (Nature)

H26

  1. カロリー制限と老化の関係性 (Nature)
  2. DNAと遺伝情報 (Cell)
  3. 利用の仕方により危険性を伴う科学研究結果の取り扱い (Nature)

H25

  1. 女性博士学位取得者の人生選択 (Scientific America)
  2. 非小細胞肺がん(NSCLS)治療上の分子ターゲット (Nature)
  3. 精神健康の重要性 (Lancet)

■対策

英語でしか解答できない問題に面食らうかもしれないが、本文中から適切な箇所を見つけ出し、問題に合う形に多少加工することで十分解答可能な場合が多い。
出典がNatureを始めとした有名科学誌に偏っていることから、普段からそれらを読み、知識を得るとともにその類の文章に慣れておくことが良い対策になるはずである。

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