人との関わりで人は変わりうる
心のケアのスペシャリストを育成
臨床心理士 | 公認心理師 |
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第一種 |
1. 各専攻が求める高度の専門的知識や実践的技能に関わる基礎的知識を有する。
2. 明確な研究計画を持って複雑で多様な諸課題を積極的に発見し、探求する意欲がある。
3. 各領域における研究の方法論を熟知し、多面的視点で研究を遂行していくことができる。
精神分析、臨床精神医学、精神分析的精神療法
臨床心理学の実践に基づいた研究(精神分析的精神療法、心理検査)が専門分野です。卒業後の臨床実践につながる視点での研究姿勢を重視します。
保育園・幼稚園・学校・学童保育所などの生活の場における子どもたちの育ちあい、遊び、学び、支援について、保育・教育の取り組み、支援を取り巻く社会システムと絡めながら検討します。臨床発達心理学の考え方が中心となります。
思春期・青年期の臨床実践を続けています。研究テーマはひきこもりの当時者とその家族が辿るプロセスについてです。当事者の語りから現象を明らかにしていく質的研究法の手法を用いて研究指導を行います。
臨床心理学全体を扱いますが、特にコミュニティ支援が中心テーマです。学校メンタルヘルス、大学受験生の心理、認知症の人や関節リウマチの人への心理ケアも研究しています。研究も実践も取り組める意欲ある臨床研究者を育てていきたいと考えています。
アタッチメント(愛着)について、親子、親友、恋人、夫婦関係など生涯発達において研究します。特に、親子関係をはじめとする関係性への介入や、関係論にたつ発達障害児の発達支援を扱います。
興味と嫌悪感の対象となる「非行」。研究者、支援者、一社会人として、向き合っていく人を歓迎します。家庭裁判所調査官としての経験から、離婚と子ども、子どもの権利の問題にも関心を持っています。
対人関係とメンタルヘルスにかかわるテーマを中心に、学生を対象とした質問紙調査に基づく研究指導を行っています。自ら問題意識をもち、受身ではなく主体的に進めていってほしいと考えています。
成人の心理療法を専門分野としています。心理臨床家として成長するために、クリティカルに論文を読み、臨床実践に即した質的研究を実施し、意欲を持って学ぶことを望みます。
児童精神科クリニックや学校、福祉施設といった臨床の場で,子ども青年・成人やそのご家族,関係機関への援助に携わってきました。不登校,発達の偏り,うつ,不安,摂食障害などのつまずき,苦しみは,本人の内的プロセスや,身近な他者,環境との外的な相互作用のなかで好転することもあれば,こじれ停滞してしまうことも少なくありません。関係性に目を転じると,そこにはさまざまな相互作用やパラドックスが展開しています。こうした関係性における,力動的・発達的・システム的視点に注目し,これらをどのように援助方策として生かしていくのかについて,事例研究・質的研究・介入研究を通して検討しています。この多元性を系統立てていくこと,現場と対話しながら根付かせていくことを長期的な目標としています。
日常生活を送る中で生じる全般的なストレスと、その対処に関心を持っております。
ストレスの中でも、人間にとってもっともストレスフルなイベントは死別であると言われております。死別時に生じる悲しみの気持ちや、それに対する対処について研究を進めていきたいと考えています。
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入試グループ:042-678-3317
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