博士前期課程では、下記の入学試験制度ごとに、上記の事項について評価し選抜します。

(1) 一般入学試験：個別学力試験に基づく知識および思考力等の評価に重点を置き、研究計画書および口述試験に基づく研究意欲の評価を加味して、総合的に評価します。
(2) 学部生推薦入学試験：本学に在学する卒業見込みの者のうち、出願時に卒業所要単位の4分の3以上の単位を修得し、かつ修得した単位の50％以上がA評価以上であることを出願資格として設け、加えて研究計画書に基づく口述試験を行い、総合的に評価します。
(3) 外国人留学生入学試験：個別学力試験に基づく知識および思考力等の評価に重点を置き、研究計画書をはじめとする提出書類および口述試験に基づく日本語能力と研究意欲の評価を加味し、総合的に評価します。
(4) 社会人入学試験：小論文形式による個別学力試験に基づく知識および思考力等の評価に重点を置き、研究計画書をはじめとする提出書類および口述試験に基づく研究意欲の評価を加味し、総合的に評価します。

年2回(9月、2月)

12名

第1次：2024年8月20日(火)～8月27日(火) ※締切日必着
第2次：2025年1月27日(月)～2月4日(火) ※締切日必着

第1次：2024年9月7日(土)
第2次：2025年2月15日(土)

・英語
・専門科目(心理学)
・口述試験

※日本心理学諸学会連合「心理学検定特1級・1級」の合格者は、臨床心理学領域において「心理学」に100点を超えない範囲で30点を加算する。

研究計画書、その他は要項参照

■社会人入学選考　出願資格
・卒業後3年以上経た社会人
・その他は要項参照。

■社会人入学選考　選考方法
・小論文
・口述試験

第1次：2024年9月12日(木)
第2次：2025年2月20日(金)

【大学院入試説明会を実施します】
広島修道大学 大学院入試説明会を下記日程にて実施いたします。

日時　2024年7月20日（土）13:00～15:30
受付　図書館前（12：00～15：30）
場所　広島修道大学
対象　全研究科（商学研究科、人文科学研究科、法学研究科、経済科学研究科）

　※予約不要でご参加いただけます。直接、図書館前受付までお越しください。

心理学専攻は、1978年に西日本では3番目の心理学専攻の大学院として修士課程(元博士前期課程)を開設、1981年には博士後期課程を設置しました。修大心理ブランドとして40年の長い歴史と伝統があります。そして2018年、博士前期課程に「心理科学領域」と「臨床心理学領域」の2つの領域を開設し、新たな歴史を刻みはじめました。
　心理学専攻は、基礎心理学と臨床心理学の融合を背景に、人間行動の理解を深める実証的研究や心理臨床の向上に資する実践的研究を遂行することができる研究者を養成すると共に、心理学の高度な専門性を要する職業人として活躍できる人材を養成しています。

(1) 人間のこころと行動に深い関心を持ち、主体的に研究活動や実践活動ができる人
(2) 心理学に関する基礎的知識と技能を持ち、さらに心理学に関する高度な専門的知識と実践的技能を身につけたい人
(3) 高度な専門的職業人として社会に貢献する強い意欲を持つ人

●内野 悌司 教授
【研究テーマ】青年の心理社会的発達に関わる心理臨床的研究
【キーワード】ピア・サポート、レジリエンスとエンパワーメント、被害者支援、自殺対策、HIVカウンセリング、カルト

●河本 肇 教授
【研究テーマ】保健室における養護教諭の健康相談、健康相談活動
【キーワード】教育相談、生徒指導、開発的カウンセリング、認知行動療法、動機づけ面接、居場所

●志和 資朗 教授
【研究テーマ】行動療法、ストレスマネジメント、バイオフィードバック、ストレス関連性疾患（心身症）
【キーワード】ストレス関連性疾患(心身症)、パニック障害、摂食障害、PTSD、少年非行、行動療法(バイオフィードバック)

●児玉 恵美 教授
【研究テーマ】精神分析理論に基づいた精神病理の理解、投影法を用いた調査研究
【キーワード】力動的心理療法、ロールシャッハ・テスト、描画、創造性

●蓑﨑 浩史 教授
【研究テーマ】障がい児・者及び保護者に対する認知行動療法の効果に関する研究、子どものストレスに関する研究
【キーワード】発達障害、保護者のストレス、ペアレント・トレーニング、子どものストレス、子どもの社会的スキル

●森平 准次 教授
【研究テーマ】心理療法における変容の機序、精神病理や心理学的課題の臨床心理学的理解、イメージとリアリティ
【キーワード】心理療法、心理学的課題、深層心理学