過去問演習だけでは不十分

投稿者: | 2013 年 1 月 26 日

中央ゼミナールスタッフの三戸です。

先週はセンター試験でしたね。
私にとっては10年近く前の遠い過去の出来事ですが、
大学受験生にとっては今後を左右する重要な一日だったでしょう。

さて、今年のセンター試験当日、
私の唯一の趣味であるネットサーフィンに興じていると、
twitterにこんな情報が流れていました。

・【速報】数学ⅠA、過去の傾向完全無視
・数学ⅡB、三角関数が出ず、数学的帰納法が出題される

あまりにも過去問からの変更が多く、
うろたえてしまった受験生が多かったみたいですね。

私も後日問題を見てみましたが、
もちろん出題範囲を逸脱している問題が出たわけでもありませんし、
過去問と違うからといって焦らずに落ち着いて解けば解けない問題でもないように思います。
しかし、過去問演習にばかり力を入れていた人にとっては青天の霹靂だったかもしれません。

大学受験だけじゃなく、編入学試験や大学院入試においても、
過去問演習は必要不可欠だと思います。
中央ゼミナールでは数多くの編入学、大学院入試の過去問を保有しているので、
授業でも、実力がついてきたら過去問演習に取り掛かります。
しかし、それはあくまでも実力がついてきたらの話です。
基礎力がないのに過去問演習に進んでも大きな効果は得られません。
今回のセンター数学の場合も、過去問を理解するのではなく、
ⅠAやⅡBの各単元を理解していれば解けたはずです。
基礎があってこその応用ですね。

中央ゼミナールの授業は全てマンツーマン講義なので、
一人ひとりに適した授業を行うことができます。
基礎から始めたい人には基礎から教えていくことも可能です。
焦らず基礎からじっくりやることで着実に力を付け、
ゼロからのスタートで編入学試験や大学院入試に成功した生徒も大勢います。
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