筑波大学  生物資源学類 編入学試験問題  生物 【傾向と対策】

投稿者: | 2015 年 2 月 14 日

筑波大学 生物資源学類

出題傾向

平成26年度 専門科目 生物 

設問1 細胞周期、体細胞分裂、有性生殖、減数分裂 
設問2 真核生物と原核生物、ミトコンドリア、好機呼吸の分子機構、生物の系統分類 

平成25年度 専門科目 生物
設問1 光応答、植物ホルモン
設問2 神経系の種類、静止電位と活動電位、興奮性、抑制性シナプス

平成24年度 専門科目 生物
設問1 生態系、食物連鎖
設問2 ホメオスタシス (血液、免疫、神経) 

筑波大学、生物資源学類、編入学試験問題、生物の出題形式は大部分が語句問題である。そして、各年度の1問、300~400文字程度の記述問題が出題されている。問題難易度は標準レベルで基本的な生物学の語句をきっちり習得していれば大半の問題は解答できると思われる。論述問題対策としては、まずは大学入試の論述問題の演習からスタートしてもよい。しかし、文字数制限があるので、できるだけ生物学用語を正しく使用できて、問題の出題内容に簡潔に解答する能力が問われているといっていい。生物学用語を正しく理解する必要があると思われる。
編入試験対策としては、まずは高校時の生物の復習を中心に行うことが必須である。具体的には、教科書、図説などの資料集の復習を行うことで対応できるといえる。出題分野については、大学においての講義で取り扱う分野の基礎になる部分が出題されている。しかし、出題は広い範囲から出題されているので、学習分野を絞ることはできない。しっかりした基礎学力が試されている入試問題といえる。

染田先生