医学部コース

■医学部編入について

●学士編入とは

大学を卒業(卒業見込)後、受験し希望大学の2年次以降に入学する制度。

医学部医学科の場合、3年次編入、2年次後期編入、2年次編入制度導入している大学があります。

学士編入は、漸次増加しており、平成23年度は全国で28の国立大学で、約200名が医学部医学科に編入学することが予定されています。           

近年、学士編入は、入学年次が下がっている傾向にあります。例えば北海道大学は以前は3年次編入を実施していましたが、平成19年度から2年次後期に変わり、平成23年度からは、さらに2年次編入学に変更になりました。なお、移行年度である本年度は2年次後期と2年次の2回試験を実施します。

●選考方法

・基本的に試験科目は「英語」「生命科学」「小論文」「面接」が課されます。

 それにプラスして「数学」「化学」「物理学」「課題論文」等が追加される大学もあります。

・各大学は、自らの教育理念・方針に従って、それぞれ工夫を行っています。

 参考までに数校の試験実施内容を以下の例えに示します。

 ※人間性を重視する為に、1泊2日の合宿形式の面接や、課題作文・小論文などを課すことにより、目的意識や人間性などを評価する学校

 ※生命科学研究者の養成を目的として、大学院修士課程修了者のみを受験対象としたり、OHPを使用してプレゼン能力を問う試験を課す学校

各大学により、試験の方法はそれぞれ異なります。
また、年度により科目等の変更があるので、各大学の学士編入学募集要項のホームページを調べたり、各大学の募集要項を請求して確認して下さい。

中央ゼミナールには、入学相談の際に受験校の相談も受け付けています。また各大学の要項等の資料もありますので閲覧も可能です。

●入試時期

医学部の入試は早い大学で5月から始まり、秋に実施している大学もあります。入試は1次試験に合格すれば、2次試験(さらに3次試験)まで受験していくことになります。試験日が重なることもありますので注意が必要です。

詳しい各大学の内容・日程はこちらを参照ください。

■受講科目

  • 英語
  • 生命科学
  • 化学
  • 物理
  • 数学
  • 小論文

■英語

英語対策の基本の部分については前述の通りですが、英語については比較的新しい英語論文review誌からの引用も多く見られます。

英語力の程度、入試までの時期に応じてそのような専門的内容の論文読解に入っていきます。
また、英文量も多いので読解スピードの向上も必要ですし、専門用語の習得も必要です。

読解力を養いつつ、文章構造の把握ができるよう訓練していきます。
志望大学の傾向に即して過去問題等を参考に対策していきます。

■生命科学

生命科学においては生化学・分子生物学分野(代謝、遺伝子の構造と機能)、生理学分野(神経・内分泌系、免疫・血液)を中心に学習していきます。

高校の生物の内容を忘れている場合などは、高校の生物の範囲も復習していきます。

細胞生物学、生理学、神経科学、免疫学等の基礎を理解しておくことは医学英語の読解にも必要ですので、英語とも関連づけて学習していきます。

入学後も必須科目となるため、基礎からしっかりと行う必要があります。

入試直前期には過去問演習なども取り入れていきます。
また、1次試験(筆記試験)突破後に行われるプレゼンテーションなどの対策も行います。

■小論文

小論文についても、前述の書き方、論理展開などを学んだあと、医学部に出題されやすいテーマ(医療系の時事問題や医師としての倫理観を問われる問題等)での対策を重ねていきます。

また、日本語での課題文を読んで書かせたり、英文読解し記述させたりする形式の出題もありますので、読解力の養成や専門知識の確認も合わせて行っていきます。

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受講例

国立大学の医学部学士編入実施大学の詳細はこちら

私立大学の医学部学士編入実施大学の詳細はこちら

受講例

■浜松医科大学

●英語・英作文・生命科学

英語は、判定テストの結果に応じて基礎英語もしくは中級英語(医学に関連する内容の簡単な長文読解)最終的には医学英語の読解へと進んでいきます。

英作文は、慣れていなければ短いセンテンスを英訳する練習から、簡単な英作文については書けるようなら新聞の社説など自然な日本語で書かれた文章の英訳もしながら演習していきます。

生命科学は、生物、化学をメインに物理も出題されていますので、学習状態により異なりますが、生物、化学、物理の受講が必要な場合があります。

■滋賀医科大学

●英語・総合問題・小論文

受験科目の総合問題について、実際の内容は、生物・化学・物理の範囲からの出題となっていますので、生物・化学・物理を受講していただくことになります。

試験は選択式で問題数が多いので、幅広く知識を身につけ、かつ短時間で正確に解答できるよう確実に知識をつける必要があります。

小論文に関しては生物の授業で対応できるものもありますが、特に小論文II対策として受講されるのをオススメします。

■大阪大学

●英語(英語と論文解読対策)・数学・生命科学・物理・化学

論文解読については、英語と合わせて対策可能ですが、生命科学と合わせて受講されると両者を関連づけて学習できるので、より効果的です。

数学は、大学編入学試験ではあまり見られないような応用問題が出題されていますので、典型問題をマスターした後、数学的思考力を要する問題についても学習していきます。

生命科学は、以前までは「生物」の科目名で実施されていました。

基礎~専門的知識を徐々に身につけていきます。

前述の大学とは違い化学や物理は別の科目として試験がありますので、生物分野の対策を行います。

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